異業種からエンジニア転職への安全策はあるのか?

念願のエンジニア転職果たしました!!

おめでとうございますー!!

・・・

数ヶ月後、、

現実は厳しかったです。。。
退職することにします。

目次

スクール卒業、勉強したら、すんなりエンジニアになれるのか?

上記のようなパターンは結構多いような気がしています。

X(Twitter)のpostでも上記パターンは多く見受けられます。

実際、私もスクールで勉強したけど、、初めてのフロントエンド案件では挫折しかかりました。。。

勉強は基本です

私はスクールでLaravelとVueでアプリを作成しました。
ちゃんとapiでget,put,post,delete全て取り入れたし、これで私もアプリ開発できる!

と、、思ってました。

ですが、現実はそんなに簡単な話ではありませんでした。

postしてgetしたのに、画面が上手く更新されない・・・>_<

スクールで教わり、自分作ったアプリなんて、、、本当に基本的なことしかしていないのです。

そんな私を救ってくれたのはCSS

フロントエンドとしての実装が中々上手くできない。。

唯一、、、私にできたこと。

それは静的な部分をコーディングすること!

最初の案件はポータルサイトのリニューアルでした。

もちろん動的なページもたくさんあったのですが、一部静的なLPページ的な箇所がありました。

そこならできる!

ということで、LP箇所のコーディングをしたりして貢献しました。

今思えば、もっとVueらしいコーディング、コンポーネントなどを使用して効率良く構築するべきだったと思うのですが、そんな余裕はありません。

完全に普通にコーディングしました。。。

それでも、一応公開日までにページを作成するという役には立てました。

その次の案件もグラフを描画する系のwebアプリの改修だったのですが、、ここでもCSS力が役に立ちました。

もし、、、

私にCSS力がなかったら、きっと挫折していたと思います。

JSの実装力がいまいちでアドバイスもらいながらでないと出来ない状態でも、何か一つでも自力でできるものがあったこと。

これはとても私を精神的にも助けてくれました。

私のおすすめ

もし異業種からエンジニア転職するのなら、、、

コーダーからエンジニアになる

上記をおすすめします!

時間はかかりますが、どうせフリーランスエンジニアとしてエージェントの書類選考が通過するのには2,3年は経験年数として必要です。

であれば、その期間の2年ほどコーダーとして経験を積む。

Web業界やWeb制作に少しでも精通する。
webの仕組みを知る。
CSSを自由に操れるようになる。


未経験からであれば、コーダーの方が断然参画しやすいです。

コーダーとして修行し、その後エンジニアとなった場合、いきなりエンジニアになるより、遥かにハードルが低いです。

コーディングできる=CSSできる

これだけで、断然チームへの貢献度はかなり上がります。

開発チームの実状

本当にビックリするぐらい、、、一からCSSを書ける人少ないのです。。

Tailwind CSSや Material UIなど、CSS系のライブラリが多く存在し、それらを上手く活用して開発することも多いです。

なので、あまり良くわかっていなくても、、何となく形にできたりするのです。

でも、、それでは実装できない時もあります。

お勧めはきちんと独自のデザインがある案件に参画することです。

アプリ開発に2パターンある気がしていて、、

1:デザイナーさんがしっかりデザインする
2:有料テーマやMaterial UIなどのライブラリーを使用して組み合わせることで実装する

2の場合、あまり出番はないですが、1の場合には必ず出番はあります。

そういう案件に入れれば、、もし万が一、、、JS力が足りていない場合でも、、、
何とか生き残れる可能性が出て来るわけです。

生き残るために。。

コーディングしてWeb制作案件をたくさんこなしていると目がコーダー目線になれます。。

フォントサイズ合ってない、余白が揃ってない、ボーダーが重なって太く見えてる、
余計なスクロール出てる。

などなど、、コーダー初心者がやりそうなミスをエンジニアから入ってきた方々は気にしません。。

そういう些細なところ、コーダーだったら真っ先に指摘されて、修正する箇所ではあるはずです。
開発ではそういうところは重要視されないこともあり、、、またQAテストでも見逃されてしまうこともあります。

他の人が気にしないようなところを気にして直す

を繰り返していくと、あの人はちゃんとデザインを反映してくれる人

と認識されるようになると思います。これは結構大きいポイントだと思ってます。

実際にあった経験。。

少し前にはなるのですが、私が参画案件が一時期規模縮小を図ったことがありました。

当初開発チームはリーダー以外の業務委託は3人。ここから2人になりました。

1:バックエンドもフロントも強い。難しいアルゴリズム系の実装もできる ← いわゆる強強エンジニアさん!

2:バックエンドメインの人で、多分経歴的には中堅ぐらい?フロントは苦手そう。

3:私。完全にフロントメインでバックエンドはこの案件で初。

上記3人で1番目の強強さんがいなくなるはずはないので、2か3か迷われたと思います。。。
ですが、光栄にも私は生き残れました。

2の人はバックエンドメインであり、フロントは苦手そうだけど全くできない訳ではない人に対して、私はその当時ほとんどバックエンドはやっていなく、、ほぼフロントしか実装できない人です。

なぜ、私を選んでいただいたのかは正直わからないですが、、ほぼJSは初心者レベルでCSS力のみで参画した私ですが、生き残れました。

それぐらいデザインが複雑できちんとしたUI設計がある案件にとってCSSをきちんと実装できる人は重宝されるような気がしています。

この日を境に私はバックエンドタスクも担当することになり、更に成長させてもらえました!
(バックエンドできる人が減ったから、、という理由)

まとめると、、

未経験からのエンジニア転職はやはりハードルが高いので、、少しでもハードル低くするためにコーダーを経てエンジニアになるという道はとてもおすすめです。

とても回り道になる気がしますが、、、とても安全策ではあります。

もちろん、私は大丈夫!
最初からエンジニアとして仕事したい!というのであれば、無理にはオススメしません。

多少周り道してでも良いから、確実にエンジニアへの道へ進みたいということであれば、是非こういう方法もあるということを知っておいてもらえたらいいなと思います!

おまけ!

先ほど出てきた2番目のバックエンドメインのエンジニアさんは、その後どうなったかと言いますと、

案件からは外れましたが、同じ社内で違う案件にスイッチしただけで契約を切られた訳ではありませんでした。

後でチラッと聞いた話では、

きちんとコードが書けるエンジニアを採用するのは難しいので、案件的には予算が足りず配置できない場合には社内では他に足りていないチームたくさんがあるからそちらでご尽力頂く。

とのことでした。

きちんとコードが書けるフリーランスエンジニアはそう簡単には首になることはないのだなと知った瞬間でもありました!

おまけも含め、少しでも皆さんの参考になったら嬉しいです!

余談

余談ですが、こんな私でも、、上記案件で約2年ほど稼働させてもらっています。

一旦規模縮小したプロジェクトではありましたが、その後すぐに規模拡大に戻り、現在は開発チームは7人となりました。

このようにクライアントさんの意向一つで体制が変わってしまうのは、受託案件では良くあることです。

私は受託が嫌いな訳ではないので気にしませんが、クライアントさんに振り回されない方が良い人には自社開発案件を選んだ方が良いかもです!

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